こんにちは。自燈スポーツ少年団 後援会佐藤です。今日は建国記念日ですね!
皆さん、「剣道」という言葉を聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
身体的な鍛錬の動的なイメージを思い浮かべる人もいれば、精神面での修練の静的なイメージを思い浮かべる人もいるかもしれません。
私が、特に冬や春先、秋口の冷たい空気は張り詰めた時期に剣道に重ね合わせる言葉の一つで、個人的にとても好きな漢字があります。
それは「凜(rin)」という漢字です。
稽古のはじまりとおわりには"黙想"を行います。冬季は、道場内の寒く張り詰めた空気が黙想中の静けさを際立たせ、はじまりにはその人の稽古への向きあい方、おわりにはその日の稽古の振り返りに思いをめぐらせます。
黙想中は、日々の忙しさをいっとき忘れることができ、とても清々しい気持ちになりますが、「凜」という言葉は、まさにそのときの空気を表現しているような気がします。
「凜」という漢字について辞書やいくつかのサイトを調べてみると、以下のような意味があることがわかります。
1. 寒い
2. 厳しい。激しい
3. 心が引き締まる様子
一つの漢字の中に、物理的に「寒さが厳しい様子」と、精神的に「心が引き締まる様子」の二つの意味が存在しているんですね。
剣道の理念は「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」です。
身体的な鍛錬だけでなく、精神的な修練を合わせて人として成長していこうという剣道の理念と「凜」という言葉には共通するものがあるような気がします。
「凜」とした大人になれるよう身体的にも精神的にも、日々精進したいなと思う今日この頃です。
参照:
全日本剣道連盟公式サイト: https://www.kendo.or.jp/knowledge/kendo-concept/
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